【発達グレーの受容】「幼稚園に行きたくない」年長の春、私がADHDの蓋を開けると決めた理由ADHDと向き合うことを決めたできごと

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「もし何かあるなら、もっと早くに言われているはず」

そう自分に言い聞かせ、心のどこかで感じていた違和感に蓋をしていませんか?

かつての私もそうでした。

長男が年長になり、就学を目前に控えた春。

それまで呑気に構えていた私を襲ったのは、初めて見る長男の拒絶と、

園との間に生じた拭いきれない溝でした。

この記事では、長男が「問題児」として扱われたトラブルの真相と、私が逃げるのをやめて「ADHD」と向き合うことを決意した瞬間について綴ります。

この記事を読むことで、

  • 園でのトラブルが起きた際の、親としての視点の持ち方
  • 「手を出したこと」の裏にある原因を探る大切さ
  • 受診を迷っている背中をそっと押す、一つの判断基準 を知ることができます。

今、わが子のことで孤立無援な気持ちになっているあなたの、最初の一歩を支える力になれば幸いです。

初めての「大号泣」。幼稚園を嫌がった長男のSOS

年長さんの4月。

長男が突然「幼稚園に行きたくない」と大号泣して帰宅しました。

入園以来、そんな姿は初めてで、私は驚きとともにすぐ園に相談しました。

原因を探っていくと、ある特定の「苦手な子」の存在が浮き彫りになりました。

大人の前では見えにくいけれど、執拗に距離を詰めてくるタイプの子。

長男が「嫌だ」と伝えても、逃げても、毎日追いかけられる状況が続いていたのです。

気付いてあげられなかった申し訳なさと、ようやく出たSOS。

そこから、私たちの苦しい日々が始まりました。

「手を出した子が悪い」という、理不尽な構図との戦い

夏頃から、我慢の限界を超えた長男がついに手を出すようになりました。逃げても追いかけられる。

もちろん、叩く・押すといった行為は許されることではありません。

そのたびに相手の親御さんへ謝罪し、長男にも厳しく指導をしてきました。

しかし、園側の反応は納得のいくものではありませんでした。

「相手の子の『しつこさ』は指導されないのに、長男の『手を出した結果』だけが問題視される」

担任から告げられるのは、制作中に席を立つことや先生の話を遮ることなど、

長男の特性を疑うような話ばかり。

「原因ではなく、長男の存在そのものが問題だと言われている」

……私にはそう聞こえてなりませんでした。

「教育系の幼稚園」で良かったのか?募る不信感

話し合いを重ねる中で、私は何度も問いかけました。

「追いかけられる恐怖は問題ではないんですか?」

「親として、できる限りの対処法は教え、長男もそれを実行していました。

それでも状況が変わらないのはなぜですか?」

ようやく上の先生から、相手の子にも原因があったことを認める言葉を聞けましたが、

それでも状況が好転することはありませんでした。

規律を重んじる教育系の幼稚園だからこそ、

長男のような「枠からはみ出す行動」はより厳しく映っていたのかもしれません。

園の言い方から透けて見える、「この子には何か(障害が)ある」というニュアンス。

正直、悔しさで胸がいっぱいになりました。

結論:逃げるのをやめて「わが子」と向き合う。それが最強の守り

園との話し合いを通じて、私ははっきりと感じました。このまま逃げていても、誰も長男を守ってはくれない。

「だったら、ちゃんと調べよう。何もなければそれでいい。でも、もし何かあるなら、親である私が一番の理解者になろう」

そう決心したとき、長男の誕生以来ずっと心の奥に隠していた「ADHD」という言葉の蓋が、静かに開きました。それは諦めではなく、息子と一緒に前を向くための、私なりの宣戦布告でもありました。

わが子の「特性」を認めることは、敗北ではなく、その子を守るための「最強の武器」を手に入れること。

もし今、あなたが園や周囲からの視線に傷つき、わが子の特性から目を逸らしたくなっているなら、一度だけ深呼吸して自分に問いかけてみてください。誰よりもあの子の味方でいられるのは、誰なのかを。

※このブログでは、
発達グレーの長男との日常や、
ストレスを減らす工夫、
おでかけ・学習・家庭での試行錯誤を
等身大で書いていきます。

同じように悩んでる方の少しでもヒントになれば嬉しいです。

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