「うちの子の特性に合うのは、自由に遊べる園?それとも規律のある園?」
幼稚園選びは、わが子の将来を左右する大きな分岐点。
特に、じっとしていられない特性を持つ子の親にとって、
その選択はより一層重く、悩ましいものです。
私もかつて、2歳の夏に孤独な園探しを始めました。
説明会で走り回る息子を追いかけ、周囲とのギャップに白目を剥きながら、
最終的に私が選んだのは「教育系」の幼稚園でした。
この記事では、
発達グレーの長男を抱えての壮絶な園見学の記録と、あえて厳しい道を選んだ理由についてお話しします。
この記事を読むことで、
- 園見学でチェックすべき「わが子の限界」のサイン
- 「のびのび」か「教育系」かで迷った時の判断基準
- 親の直感と、将来への不安の折り合いの付け方 を知ることができます。
正解のない選択に迷うあなたの、一つのヒントになれば幸いです。
白目を剥いた園見学。理想と現実のギャップ
地元ではない土地での幼稚園探し。
区役所でもらった冊子を片手に、片っ端から電話をして見学予約を取り付けました。
しかし、実際の見学は想像以上に過酷なものでした。
- のびのび園: 預かり保育の条件が合わず断念。
- 教育系の園A: 「椅子に座って説明を聞く」スタイル。息子には1分も保たず、最終手段のYouTubeも歯が立たず廊下へ脱走。
- 教育系の園B: 規律の厳しさを見学開始5分で察知。「あ、無理」という直感が走る。
あっちこっちへ爆走する息子を追いかけ、説明の内容は半分も頭に入りません。
お絵描きで大人しく待てる子たちを横目に、「なんでうちの子だけ……」と、
当時の私は心の中で何度も白目を剥いていました。
あえて「教育系」を選んだ、たった一つの理由
「多動ではないはず」と信じたい気持ちと、「でもこの育てにくさは何?」と疑う気持ち。
そんな揺れる心のなかで、私が最終的に選んだのは、
見学で一番苦労したはずの「教育系」の幼稚園でした。
活発すぎて目が離せない子に、なぜあえて規律の厳しい園を選んだのか。
理由はただ一つ、「小学校入学後の壁」を少しでも低くしたかったからです。
いつかはやってくる、45分間椅子に座り続けなければならない小学校生活。
「今、少しずつでも集団のルールに慣れさせておいたほうが、将来この子が楽になるのではないか?」
それは、息子の「今」の楽しさよりも、「将来」の生きやすさを優先した、
親としての必死の賭けでもありました。
この選択に「正解」はあるのか?今も続く葛藤
小学校に上がった今でも、時々ふと考えることがあります。
公園で出会ったママに言われた一言や、のびのびと泥んこになって遊ぶ子供たちの姿が、
ふと頭をよぎるのです。
「あの時、のびのび園で存分に個性を伸ばしてあげたほうがよかったのかな」
「教育系に入れたことで、この子の自信を奪ってしまったことはないだろうか」
正直に言って、その答えは今も出ていません。
でも、あの時ボロボロになりながら、息子と向き合い、悩み抜いて出した結論であることだけは確かです。
結論:どの道を選んでも、悩み抜いた答えならそれが「正解」になる
幼稚園選びに「100点満点の正解」はありません。
特に特性を持つ子の親は、どの道を選んでも「あっちの方がよかったかも」と後悔しがちです。
もし今、あなたが園選びの泥沼にハマっているなら、これだけは覚えておいてください。
大切なのは「どこに入れたか」ではなく、ママが「わが子のために悩み抜いた」という事実。
その時出した結論を正解にしていけるのは、その後の親子の関わり方次第。
だから、今の自分の決断を信じて一歩踏み出してみてください。
※このブログでは、
発達グレーの長男との日常や、
ストレスを減らす工夫、
おでかけ・学習・家庭での試行錯誤を
等身大で書いていきます。
同じように悩んでる方の少しでもヒントになれば嬉しいです。




