何度も目に入ってしまった「ADHD」という言葉
検索するたびに、同じ言葉に行き着いてしまう
正直に言うと、
最初から「発達障害かもしれない」と思って調べたわけではありません。
ただ、日々の困りごとをそのままネットで検索していただけです。
「落ち着きがない」
「じっとできない」
「常に1番でありたい」
「だからぶつかっちゃう」
「よくガラス戸にもぶつかる」
「空気の読めない発言」
「周りの子が座ってるのに、手が空くとウロウロし出す」
そんな言葉を入れて検索すると、
どの記事を読んでも、どこかで必ず出てくる言葉がありました。
――ADHD。
「様子見」と言われ続けた違和感
1歳半健診で大変さを訴えても、返ってきたのは
「まだ小さいから、様子見で😊」という言葉。
3歳児健診でも
「うーん、そんなに気になるなら受診する…?でも、半年〜1年待ちだよ?」
そんなふうに言われました。
周りの人からも
「男の子なんてこんなもんだよ」
「うちも大変だったよ〜」
そう言われるたびに、
「やっぱり違うのかな」
「私が神経質なだけ?」
と、またフタをする。
でも、困りごとは消えません。
でもそのたびに、私はこう思っていました。
「もっと大変な子、いるよね…?」
「イベントで会ったあの子よりは大人しいし…」
「健診では何も言われてないしなぁ…」
「男の子だし、こんなもんじゃない…?」
「幼稚園の先生からも、何も言われないし…」
そうやって、
一度はフタをするんです。
「違うよね」「まだ決めつけなくていいよね」って。
でも、困りごとは消えません。
むしろ、毎日の生活の中で、少しずつ積み重なっていく。
だからまた検索する。
すると、また同じ言葉に行き着く。
ADHD。
頭の中の混乱を心の隅に追いやる
信じたいわけでも、信じたくないわけでも、診断してほしいわけでもないのに、何度も何度も目に入ってしまう。
「全部当てはまってる」
「でも、あのとき見たあの子ほどじゃない」
「いや、でも…」
頭の中がずっと「?」でいっぱいのまま、
私はこの言葉を、いったん心の隅に置くことにしました。