小学校生活が始まると、避けて通れないのが「学校との関わり」です。
特性を持つ長男は、どうしても先生の手を煩わせてしまう場面が出てきます。
だからこそ、私が親として徹底している「生存戦略」があります。
それは、記名という基本の徹底と、学校への協力姿勢。
一見、当たり前のこと。
でも、この「当たり前」を積み重ねることが、
結果としてわが子が過ごしやすい環境を作る近道になっていました。
「名前を書く」は、わが子への一番身近な支援
文房具から下着、靴下に至るまで。わが家は徹底して「記名」をしています。
「特性があるから」という理由だけではありませんが、
実際、学校生活が始まるとクラスの忘れ物ボックスは
「名前のない鉛筆」で溢れかえっています。
名入れ鉛筆は、100均の鉛筆に比べれば確かに高いです。
でも、「名前が書いてあるから、自分の元に戻ってきた!」という成功体験は、
失くしものが多い子にとっては何物にも代えがたい自信になります。
「失くしたら買えばいい」ではなく、物を大切にする心を育てる。
これも立派な家庭での療育だと私は考えています。
名前一つで、先生の「数分」を救うことができる
学校の忘れ物ボックスに溜まった大量の鉛筆を見るたびに思うんです。
先生は、持ち主不明の鉛筆一本のために、
「これ誰の?」とクラス全員に問いかけ、
持ち主を探すという「余計な手間」を毎日こなしているんですよね。
ただでさえ忙しい先生の時間を、たかが鉛筆一本のために奪いたくない。
名前さえ書いてあれば、先生は「はい、〇〇くん、落ちてたよ」の数秒で終わります。
実際、担任の先生に
「長男くんは必ず名前があるので、すぐ戻せるんです。本っっっ当に助かります」
と言われたことがありました。
親ができる「最大の支援」は、療育や訓練だけじゃない。
「先生がわが子のサポートに集中できる環境を、親が整えること」。
記名はその第一歩なんです。
学校を「敵」ではなく「チーム」にする
長男が先生にサポートしていただく場面が多いからこそ、
親として「学校に協力する姿勢」を明確に示しています。
- 図工の持ち物や提出期限を守る
- ランドセルチェックを習慣化する
- 学校からのボランティア募集には、できる範囲で参加する
これらは「良い親だと思われたい」という下心……というよりは、
「学校と一緒に長男を育てていくチームでありたい」という意思表示です。
「親の顔が見える」ことで変わる、周りの目
学校のボランティアに参加して保護者の方々と顔見知りになると、
不思議なことに長男が何かやらかした時の「空気」が変わるのを感じます。
「あのお宅の長男くん」と認識されること。
親が学校行事に一生懸命な姿を見せること。
それだけで、周りの受け取り方が少しだけ柔らかくなることがあります。
もちろん、長男の行動を肯定してほしいわけではありません。
でも、親が誠実に向き合っている姿勢は、回り回ってわが子を守る盾になってくれる。
そう実感しています。
まとめ|「基本」こそが、最強の武器になる
私が意識しているのは、どれも人として基本的なことばかりです。
でも、その基本を疎かにしないことが、先生との信頼関係を築き、
学校という社会の中で長男が居場所を作る助けになっています。
無理はしない。
でも、できることは全力で。
これからも「基本」を大切にしながら、学校と二人三脚で歩んでいこうと思います。




