「痛くないよ」
「すぐ終わるよ」
子育てをしていると、ついその場しのぎの小さな嘘をついてしまうことはありませんか?
発達グレーの長男と定型の次男。
タイプが違う2人を育てる中で、私が最も大切にしているのは
「子どもに嘘をつかない」というルールです。
一見、当たり前のこと。
でも、この積み重ねが、後に「学校でのトラブル」から長男を救う大きな武器になりました。
「ごまかし」を捨てたら、育児が楽になった
長男が幼い頃、何気なくついた嘘を隠すためにまた嘘を重ねる……
そんなやり取りに疲れ果てた時期がありました。
「もう、正直に話したほうが楽じゃない?」
そう開き直ってから、私の育児は少し変わりました。
話したくないことは「今は話したくない」と正直に言う。
子どもに嘘をつかないでほしいなら、まずは親が誠実であること。
この一貫性が、親子間の「信頼の土台」を作っていきました。
「嘘をつけない」特性は、最高の長所だった
長男は特性の影響もあり、嘘をつくのがとても苦手です。
衝動的に小さな嘘を言ってしまうことはあっても、
「どうしよう!」とすぐに白状しに来る。
かつては「世渡りが下手で苦労するかも」と心配したこともありましたが、
今は違います。
「嘘をつけないのは、あなたの素晴らしい才能だよ」
そう伝え続けることで、長男は自分に自信を持てるようになりました。
担任からの「信頼」という最強の盾
この「嘘をつけない」性格は、
学校生活で思わぬ恩恵をもたらしました。
トラブルが起きた際、担任の先生から
「長男くんは嘘をつかない子だと分かっているので、彼の言い分を信じます」
と言っていただけるようになったのです。
「正直でいれば、誰かに信じてもらえる」
この成功体験は、特性ゆえに誤解されやすい長男にとって、
何物にも代えがたい「安心感」になっています。
わが家のカースト:嘘の有無で決まる信頼度
一方、4歳の次男は普通に子どもらしい嘘をつきます(笑)
そしてパパも、たまにしょうもない嘘をつきます。
- 嘘をつかないママ(信頼度:高)
- 嘘をつけないお兄ちゃん(信頼度:高)
- 嘘をついて信用を失っているパパ(信頼度:低)
身近に「悪い見本」がいることで、
次男も「あ、嘘をつくとママみたいに信じてもらえなくなるんだな」
と学んでいるようです。
これも一つの英才教育(?)かもしれません。
「正直さ」が子どもを守る武器になる
発達特性を持つ子は、周りから誤解されたり、
身に覚えのないことで責められたりすることがあります。
そんな時、「この子は嘘をつかない」という周囲の信頼があれば、
それは子どもを守る最強の盾になります。
嘘をつかない環境で育つことは、長男の未来にとってきっとプラスになる。
壊れたちゃぶ台で夜な夜なブログを書く私の横で寝ている長男の寝顔を見ながら、
改めてそう確信しています。


