「もう少ししたら寝るよ」
「あとでね」
子育てでつい使ってしまう、この「あとで」という言葉。
実は、発達グレーの長男にとっては、出口のないトンネルに放り込まれたような、
とても不安で曖昧な表現でした。
「いつ終わるの?」
「いつになったらいいの?」
そんなパニックを減らし、母である私のストレスも軽くしてくれたのは、
「時間の見える化」というシンプルな工夫でした。
今回は、わが家が愛用しているタイマーやAlexaを使った「見通しの立て方」をご紹介します。
「曖昧な言葉」がトラブルの引き金だった
定型の次男に比べて、
長男は「少し」「あとで」といった抽象的な時間の概念を理解するのが苦手です。
大人にとっての「あと少し」が、長男にとっては「今すぐ」だったり「永遠」だったりする。
このズレが、激しい癇癪や切り替えの悪さに繋がっていたんです。
そこでわが家が決めたルールは、「数字で具体的に伝えること」でした。
残り時間が「色」でわかる。最強の味方「時っ感タイマー」
具体的に伝えるために欠かせないのが、視覚的に時間がわかるタイマーです。
わが家でかつて大活躍していたのが「時っ感タイマー」。
残り時間が赤い色で表示されるので、
時計が読めない時期でも「赤がなくなったら終わり」と一目で理解できます。
以前、赤ちゃんだった次男に壊されてしまったのですが(笑)、
あのタイマーがあった時期の長男の「切り替えの早さ」を思い出すと、
やっぱり視覚支援の力は絶大です。
そろそろ2代目を迎えようか検討しています。
Alexaを「声のタイマー」として使い倒す
今は、リビングや寝室に置いた「Alexa(アレクサ)」もフル活用しています。
- 「アレクサ、5分タイマー」
- 「アレクサ、7時に教えて」
親が何度も「あと〇分だよ!」と叫ぶより、
機械の無機質な声でアナウンスされる方が、
子どもも素直に受け入れられる不思議。
Echo Showなら画面に残り時間も出るので、ちょっとした「見通し」を立てるのに最適です。
見通しが立つと、親の「待つ時間」が減る
曖昧な表現をやめて、
「このタイマーが鳴ったら」という明確なルールに変えてから、
長男との不毛な言い争いが格段に減りました。
見通しが立つということは、子どもにとって「心の準備ができる」ということ。
これは発達グレーの子に限らず、時計の読めない次男にとっても
非常に有効な生存戦略になっています。
まとめ|「具体的に」は、一番優しい伝え方
子育ては毎日が「切り替え」の連続です。
「具体的に伝える」「道具に頼る」。
たったこれだけのことで、子どもは動きやすくなり、親は怒鳴る回数が減る。
深夜の静かなリビングで、Alexaに「明日のアラーム」を頼みながら、
改めて「道具に頼る育児」の重要性を噛み締めています。



