WISCについて正直な気持ちを話した
心理士さんに、正直な気持ちをそのまま伝えました。
WISCという検査を知ったこと。
そして、「長男をADHDだと確定してしまっていいのか不安だ」ということ。
心理士さんからは、
・WISCはADHDを確定するための検査ではないこと
・ADHDの診断は医師が総合的に判断するものだということ
・WISCを受けてみるのは一つの方法だということ
そう説明を受けました。
背中を押されたような気持ちになり、すぐに次の診察の予約を取りました。
そこでWISCを受けることに。
話が進んでいくワクワクと、どんな結果が出るのかという怖さ。
期待と不安が入り混じった、不思議な感覚でした。
検査当日
WISCは、長男と心理士さんの二人きりで行われました。
私はドアの外で待機。
思っていたよりも早く終わり、長男はケロッとした様子で出てきました。
「楽しかった」と言っていた気がします。
正直、細かい言葉までは覚えていません。
でも少なくとも、拒否反応や強いストレスはなかった。それだけははっきりしています。
結果を聞きに行った日
約1か月後、結果を聞きに行きました。
心理士さんからは、
「差が22以上あると、一般的には凹凸があると言われます」と説明がありました。
長男はそこまでの差は出ておらず、定型発達の子でも見られる範囲とのこと。
何もないというわけではないけれど、
はっきりと“凹凸がある”と言えるほどでもない………。
私は、こういう“あいまいな表現”が少し苦手です。
先生はどんな意図でそう伝えたのか。
深い意味はなかったのか。
それとも配慮だったのか。
もしかすると、私が違う受け取り方をしている可能性もあります。
はっきり言えない事情があることも理解しています。
心理士さんは医師ではないし、できる範囲があることもわかっている。
それでも、
「凹凸があまりないなら、ADHDの診断はつかないのかな?」
「じゃあグレーってこと?」
頭の中では疑問がぐるぐる回っていました。
それでも、得られたもの
とはいえ、大きな収穫もありました。
長男の得意なことと、苦手なことが、
“なんとなく”ではなく、数値として見えたこと。
これまで感じていた違和感に、
一つの輪郭がついたような感覚でした。
原因がはっきりしたわけではない。
でも、「傾向」が見えたことは確かです。
余談ですが
検査内容の説明を聞いたとき、正直ちょっと面白いと感じてしまいました。
心理テストみたいで、
「すごい、合ってる」「そうそう!」と内心うなずいていた自分がいます。
不謹慎かもしれないけれど、
私もやってみたいな、なんて。
そんな余裕が少しだけ生まれたのも、この頃でした。



